ジャンプジャンプ・合宿の報告
砧地域 M.

 8月29・30日にジャンプジャンプ始まって以来の初合宿を国立オリンピック記念青少年総合センターで行いました。残念ながらインフルエンザの流行で自主参加ということになりましたが、午後4:00に集合し部屋割り、荷物の整理とシーツがけをしました。部屋はメンバー3名、メンバー2名と親、親3人の3部屋に分かれることになりました。

 その後、9階のレストランで新宿のキラキラした夜景を見ながら食事です。夜景にちょっぴり大人のムードも味わい、すこーしお酒(成人メンバーがほとんどでした)も加わって、みんなでワイワイおしゃべりしながらの楽しいひと時でした。そしてみんなで入浴後はいよいよ夜の最大イベント「パジャマパーティー」となりました。このたびは女性ばかりなので一部屋に集まって、なにやらファッションゲーム?とか。親たちはその間、日頃ゆっくり話せないことを話し楽しい時間が持てました。10時就寝の予定はメンバーのあまりの楽しさの前に大幅に伸びてしまいましたが、これも貴重な時間と目をつぶることにしました。

 翌日は7時起床、朝食をとり部屋のかたづけや掃除を済ませて研修室に移動しました。研修はメンバーたちの交流を目的とし、とにかく楽しい時間をということで演劇的ボイスレッスンの体験。講師は「コトコトバ」を主宰されている市村恵みさんにお願いしました。思いっきり大きな声を出し、思う存分歌ったのか、部屋から出てきたメンバーたちはオペラ歌手になりきっていました。その後、市村さんを囲んで昼食をとり解散しました。

 今回は思いのほか親の入る余地もなく、メンバーが楽しんでくれたのがよかったと思います。部屋数がとれなかったので、女性だけになりましたが、次回、2010年2月6・7日は男性の参加も考えていきたいと思っています。

 この合宿を通して、親は無意識のうちにいつまでも子どもは自分がいないと何もできないと思ってしまい、年齢相応に自分たちで何かをするという力を削いでしまっているのではないかと思いました。イギリスでは、ボーイフレンドとパーティーに行くとか、音楽のイベントを自分たちで企画するとか、親抜きで友だちどうしの付き合いや、親抜きで自分たちが楽しむということなど当たり前だそうです。日本も新しい政治に変化しそうです。親も変わらなくてはと思いました。