ふたばの会30周年記念パーティ報告
副代表 M.

 11月30日(土)東京世田谷支部ふたばの会の30周年記念パーティを開催いたしました。会員の参加者130人余り、JDSから清野弘子理事、長年ふたばの会に関わって頂いた長谷川知子先生、赤ちゃん体操をご指導していただいている中谷やすこ先生、リズム運動を主催されている大きな木保育園長の藤井浩子先生をお招きして、盛大に記念パーティを行うことができました。

 「ふたばの会」は多くの方々に支えられて活動しています。4人の来賓の方々には、会とのかかわりを含め心温まる祝辞をいただきました。長谷川先生の乾杯の後は、この30年間の歴代代表・副代表の紹介がありました。会の立ち上げメンバーの一人であるYさんからは、5人でスタートしたと立ち上げ時のお話しがありました。

 その後はゲストMIMOさんの登場。世界ダウン症の日のテーマソング「ギフト」では澄んだ素晴らしい歌声に会場うっとり。「君はキラキラダイアモンド」は軽快なリズムにのせてみんなで楽しく手拍子。バックには30年間の会員の写真が次々流れて、あちこちで名前を呼んだり歓声があがりました。編集してくださったのは会員のWさんでした。
 歌のあとは、5人のボランティアサンタさん登場。クリスマスには少し早かったのですが、今年は30周年記念パーティの為クリスマス会が休止になりましたので、やっぱりみんなサンタさんからのプレゼントは楽しみですものね。

 最後に20歳以上のメンバーたち13名が壇上に上がり、両親に感謝の花かんむりをプレゼントというサプライズがありました。花かんむりは前日、仕事が終わってから集まって、親御さんには内緒で作りました。両親にあてて長い長い手紙も書きました。手紙は一人一人に読んでもらいたかったのですが、一番年上のmegumiさんに代表して読んでもらいました。megumiさんはお父さんに「毎日お弁当を作ってくれてありがとう」と言葉をつまらせて、周りの涙を誘いました。そして彼女は天国のママへも手紙を書きました。お母さんは生前、ふたばの会のお世話を一生懸命されていました。お母さん亡きあと、ふたばのお友達やお母さんたちがmegumiさんを支えてくれたそうです。だから「これからは、私がふたばの会のお友達を守ります」と強い決意を表明してくれました。30年前、子どもたちがこんなに立派に育つなんて想像もしませんでした。また、彼らにとっても、ふたばの会の仲間がこんなに大切なものなのだとあらためて知らされました。

 150家族の大所帯になりましたが、これからも「ふたばの会」は会員の心のよりどころであってほしいと思います。そしてこれから40年、50年と記念行事ができたらと願います。




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